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ドローンによる穂肥散布試験をおこないました!

2020年8月31日

 農業用ドローンは機体性能の向上にともない、農薬散布にとどまらず様々な場面で活用が広がっています。
 
 JA全農にいがたでは、7月から8月にかけて「ドローンによる穂肥散布試験」をおこないました。

 穂肥散布は、水稲の生育や気象を注視しながら、適切な時期に成分を補給することで、水稲の収量・品質を確保するために欠かせない作業です。しかし、
 
 ①夏の暑い時期に散布するため、重労働で身体への負担が大きいこと
 ②除草剤等に比べて、散布量が多いこと

などから省力化が望まれています。

 ドローンによる散布は、従来の動力散布機に比べて労力の軽減、作業時間の短縮がはかられるため、ドローンの導入効果が最も大きいものと想定されます。

 今回の試験では、全農新潟肥料工場の「ドローン専用穂肥」3銘柄(※令和2年度試験販売品)を使用しました。どの圃場でも概ね10aあたり5分程度で散布完了し、従来の方法に比べて大幅な作業時間短縮と労力軽減効果が確認できました。

 生産者からは、「気温・湿度が高いなか、肥料を入れた重い機体を背負って圃場に入らずに散布できるのは、非常に良い」などの高評価をいただきました。

 また、実際にドローンを導入している法人からは「体力的な負担が減っただけでなく、穂肥散布にかかる時間や人数を減らすことができた」などの声もありました。

<穂肥散布>


<ドローン専用穂肥> (※令和2年度試験販売品)



【穂肥散布試験 使用機】

①使用機種:XAG/P30 
 取扱:(株)アークステーション
  https://www.ark-station.com/dorone_uav/

②使用機種:DJI/MG-1,SA
 取扱:ヤンマーアグリジャパン(株)
  https://www.yanmar.com/jp/agri/products/helicopter/mg-1/

 また、今年度は穂肥散布だけでなく、ドローンによる水稲種子直播や農薬散布などの試験も実施しました。

ドローン
製造メーカー XAG DJI エンルート
機種 P-30 MG-1,SA MMC1501
取扱メーカー アークステーション ヤンマーアグリジャパン 丸山製作所
種子直播
カルパーコーティング

鉄コーティング


除草剤
1キロ粒剤
豆つぶ剤
FG剤
穂肥
防除 3キロ粒剤

 JA全農にいがたでは今後も、ドローンをはじめとするスマート農業の普及拡大を通じて、農作業労力の軽減や品質向上に取り組んでいきます。
 
 ドローンに関するお問い合わせは、JA全農にいがた農業機械課もしくは最寄りのJA農機センターへお願いいたします。