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環境への取り組み

全農にいがたの環境への取り組み

イワダレソウの取り扱いについて

JA全農にいがたでは農家の畦畔雑草管理および果樹園の下草管理を省力化するとともに、除草剤等の使用を削減して"環境にやさしい農業"を行なうため、イワダレソウを取り扱っています。

イワダレソウとは

イワダレソウは世界中の熱帯から亜熱帯地域に分布する多年生植物で約200種類が存在するといわれています。
日本国内では伊豆半島から沖縄県南西諸島といった比較的温暖な海岸地域に分布しています。野生のイワダレソウは耐寒性が低いのですが、品種改良に取り組んできた結果、耐寒性が高いものが現在品種登録されています。
品種登録されているイワダレソウは耐踏圧性や耐寒性が高く、また土壌PH適用範囲が広く酸性およびアルカリ土壌で繁殖します。

さらに、イワダレソウには以下の特徴があります。

  • 増殖が早く地表を密に覆うため、雑草の繁殖を抑制する。
  • 上に伸びず横に広がる性質があり土中深くまで根を張るため、土壌の流出を防止する効果があります。 また、草丈が低いため害虫の生殖場所を減少させる効果もあります。
  • 開花期間が5~10月までと長期間にわたって花を咲かせるため、畦畔の景観維持になります。

以上のことから、イワダレソウを植栽することで除草剤や殺虫剤などの農薬を削減することができるため、環境にやさしい農業につながります。

用水路沿いに植栽し、繁殖した様子、 新潟市西蒲区(JA越後中央管内)

グリーンガソリン(バイオエタノール混合ガソリン)の販売開始

このコーナーでは、JA全農にいがたが取り扱っている環境にやさしい商品や環境保護の観点から取り組んでいる運動などを紹介します。

JA全農では、新潟県内で栽培された原料イネからバイオエタノールを製造し、通常のレギュラーガソリンに混合したバイオエタノール混合ガソリン「グリーンガソリン」を平成21年7月17日から新潟県内の一部のJAガソリンスタンドで販売しています。

グリーンガソリンについて
  • 「グリーンガソリン」とは、イネを原料としたバイオエタノールを混合したガソリンの愛称で、公募により決定されました。
  • 新潟県内で原料イネ(非食用)の栽培からグリーンガソリンの販売までをおこなう、地産地消のエネルギーです
  • 品質および燃費は通常のレギュラーガソリンと変わりません。
  • バイオエタノール混合ガソリンは、通常のレギュラーガソリン(化石燃料100%)に比べ、カーボンニュートラルの効果があるため地球温暖化対策として注目されています。

<カーボンニュートラル>
植物由来のバイオマス資源から作られたバイオエタノールも燃焼によって二酸化炭素が発生しますが、原料の植物が成長する過程で吸収した大気中の二酸化炭素がまた大気中に放出されると考えるため、燃焼による二酸化炭素排出量としてカウントされません。これを「カーボンニュートラル」といいます。


Pボード(食材配送容器)の取組み

このコーナーでは、JA全農にいがたが取り扱っている環境にやさしい商品や環境保護の観点から取り組んでいる運動などを紹介します。

JA食材宅配で使用する食材配送用の容器を従来のダンボールから再利用・リサイクルが可能な「Pボード」へ変更する取組みを進めています。

1.Pボードとは

現在のJA食材宅配事業ではメーカーが食材をダンボール梱包し、代行店などを経由し各JAの食材センターへ運ばれています。その際使用されているダンボールは、1回限りで廃棄されるうえ廃棄にともないコストが発生します。
このことから、環境や衛生面に配慮した取組みとしてJA全農にいがたでは従来から使用されているダンボールを、洗浄できる材質で何度も使用できる「Pボード」に変更することをすすめています。

2.Pボードの特徴

従来の段ボールと比較して「Pボード」には以下のような特徴があります。

  • 長持ちで丈夫、繰り返し使用することができる。
  • 洗浄することで衛生的に扱える
  • 素材自体に静電気が発生しないため汚れや菌が付着しにくく衛生的に使用することができる。

今後もさらにPボードの使用を進めていく予定です。

ノンステープル段ボール箱の取組み

このコーナーでは、JA全農にいがたが取り扱っている環境にやさしい商品や環境保護の観点から取り組んでいる運動などを紹介します。

止め金具(ステープル)やテープなどの資材を使用しない、「ノンステープル段ボール」の取扱いを進めています。

1.ノンステープル段ボール箱とは

段ボールを組み立てるためには、ステープルやテープが広く使用されています。しかし、使用した場合にステープルによるけがや青果物へのステープルの混入などがあり安全性を向上することが求められています。また、段ボールのリサイクルを確実に進めていくことも求められています。
以上のことから、全農にいがたでは段ボールの組み立てにステープルやテープを使用しない、「ノンステープル段ボール」の取扱いを進めています。手作業で段ボールの組み立てや解体が簡単にできる構造になっています。

2.ノンステープル段ボール箱の特徴

ノンステープル段ボールには以下のような特徴があります。

  • 作業中のけがを防止し、包装・開梱を安全で簡単におこなうことができます。
  • 紙以外の異物が混入しないので、リサイクルを円滑に進めることができます。
  • ステープルが不要となることで低コスト化を進めることができます。

現在はねぎ(JA新潟市)、だいこん(JA越後中央)、かぼちゃ(JA新潟みらい)、小松菜(JA新潟市)、ほうれん草(JA新潟市)、梅(JA新潟みらい)、なす(JA柏崎)の7品目でノンステープル段ボールに切り替えています。今後もさらにノンステープル段ボールの使用を進めていく予定です。

バイオエタノールと新潟県内の取組状況

このコーナーでは、バイオエタノール製造への取り組みについて紹介します。

バイオエタノールとは

サトウキビかすや廃棄材、大麦、トウモロコシなどの植物資源からグルコースなどを発酵させて作られたエタノールのことです。

  • バイオエタノールは、バイオマス燃料として、ガソリンの代替燃料になるため、地球温暖化対策に注目されています。す
  • 燃焼によって二酸化炭素は発生しますが、原料の植物が成長する過程の光合成で吸収した大気中の二酸化炭素が大気中に戻されると考えるため、燃焼による二酸化炭素排出量としてカウントされません。
いもち病に強いコシヒカリBL

このコーナーでは、JA全農にいがたが取り扱っている環境にやさしい商品や環境保護の観点から取り組んでいる運動などを紹介します。

平成17年から新潟米コシヒカリは「いもち病に強いコシヒカリBL」に切り替えました。

1.いもち病とは

いもち病は、稲の葉や穂など様々な部位に発生し、米の品質低下や収量減少などの原因になります。さらに発病後は胞子によって伝染を繰り返します。この病気は低温、少照条件で発生することが多く、広い範囲の水田に大きな被害を及ぼしてきました。

2.「いもち病に強いコシヒカリBL」の誕生

従来のコシヒカリはいもち病にかかりやすく、農家は防除作業に大変な労力をかけてきました。
新潟県では交配による品種改良を進め、食味・品質・外観はそのままでいもち病にかかりにくい性質をもったコシヒカリBLを誕生させました。(遺伝子組み換えではありません。)

3.環境にやさしい米づくり

いもち病に強いコシヒカリBLは、従来のコシヒカリより農薬の使用を減らすことが可能です。

生分解性マルチ

このコーナーでは、JA全農にいがたが取り扱っている環境にやさしい商品や環境保護の観点から取り組んでいる運動などを紹介します。

環境にやさしく、省力化がはかられる資材として普及拡大を進めています。

1.マルチとは

畑で農作物を栽培する際に、地温の確保や雑草の抑制をおこなうために、土壌を覆うシート資材です。一般的には多く使われている材質はポリエチレンフィルムです。

2.生分解性マルチの特徴

農作物を収穫後、マルチをトラクターで土壌中にすき込むだけで、土壌中の微生物により分解されて、最終的に水と二酸化炭素になります。
このため、一般のマルチと異なり重労働であるマルチの剥ぎ取り作業が不要となり、また廃プラスチックの処理も必要ありません。したがって、環境にやさしく省力の資材といえます。
通常の農業用ポリエチレンフィルムに比べると、裂けやすい、価格が高い等の課題もありますが、環境に配慮した資材として注目されています。

掲載者:管理部